2026.01.16
[NEWS] TBSがハリウッドを拠点とするメジャースタジオLegendary Entertainmentと戦略的パートナーシップを締結

左から、瀬戸口克陽、Josh Grode(ジョシュ・グロード/Legendary Entertainment CEO)、森井輝
この度、当社の親会社である株式会社TBSホールディングス(東京都港区、代表取締役社長:阿部龍二郎 以下、TBS HD)は、ハリウッドを拠点とする世界最高峰の映画スタジオであるLegendary Entertainment(以下、レジェンダリー)の、1億5,000万ドル(約237億4,350万円、1ドル=158.29円換算、1/13時点, 少数持分)の株式を取得し、戦略的パートナーシップを締結いたしました。
当社は、TBSグループのグローバル戦略を牽引するスタジオとして、『DUNE/デューン 砂の惑星』、モンスター・ヴァース(Monsterverse)シリーズ、『マインクラフト』などで世界的な超大作シリーズを構築・拡大し、数々のヒット作を世に送り出してきたレジェンダリーと提携し、世界を熱狂させるエンターテインメントの実現を、強力に推進してまいります。
本提携に基づき、レジェンダリーが有する開発・制作・マーケティングの専門知識と、TBSグループが日本市場において築き上げてきた確固たる信頼と実績を融合させ、今後は当社が推進役となり、日本発のIPを原作とした作品を複数本、継続的に共同企画・開発していくことで合意しました。
レジェンダリーは、これまでも様々な日本IPに基づくプロジェクトを多数手がけており、当社およびTBSグループを日本国外でのプレゼンスを拡大するという長期戦略における最適なパートナーとして位置づけています。一方、レジェンダリーも、TBSグループが日本のクリエイティブ業界で長年培ってきたネットワークや、出版社、IPホルダー、クリエイターと協力する卓越した能力を高く評価しています。
本提携は、レジェンダリーにとっては「有力なIPを軸に、現地市場に深く根差した主要企業と事業を拡大する」という戦略の一環であり、またTBSグループが掲げる「自社のコンテンツや知的財産を世界展開すべく、コンテンツ制作能力を国外へ広げる」という戦略を、当社が中核となって推進するための重要なステップとなり、両社のグローバル戦略の更なる拡大を後押しします。なお、本取引後も、残りの持分については既存株主のレジェンダリーの経営陣およびアポロ・グローバル・マネジメントの関連会社が運用するファンドが保有し、両者が引き続きレジェンダリーの対等な支配株主となります。
北米拠点「THE SEVEN US」を軸とした強固な連携体制
今回の提携に伴い、THE SEVENは北米におけるクリエイティブおよびビジネスの拠点として、ロサンゼルスに設立した兄弟会社「THE SEVEN US, INC」との連携をさらに強化いたします。
THE SEVEN USは、北米市場における独自の意思決定機関として、現地のクリエイティブ・コミュニティに深く根ざした戦略的判断を自律的に行います。THE SEVENの代表取締役社長である瀬戸口克陽がTHE SEVEN USのCEOを兼任することで、両社間の連携をより円滑かつ強固なものとし、グローバル・プロジェクトの意思決定と実行スピードを加速度的に高めてまいります。
“Cultural Translator(文化の翻訳者)”として世界の架け橋へ
私たちはこれまで、プロデューサー・森井輝(取締役副社長・CCO)を中心に、Netflixシリーズ『今際の国のアリス』や『幽☆遊☆白書』など、日本発のIPを世界クオリティで映像化することに注力してまいりました。
今回の提携により我々は、レジェンダリーが持つ世界的ヒットメーカーとしての知見を取り入れ、企画開発からデリバリーまでの全工程を「世界標準」へと引き上げていきます。日本IPの本質的な魅力を引き出し、世界へ届ける“Cultural Translator(文化の翻訳者)”として、日本と世界の架け橋となるために、森井プロデューサーを中心としたクリエイティブメンバーでゼロベースから企画開発を行い、日本のクリエイティビティとハリウッドの製作手法を融合させたコンテンツ製作を目指します。
さらに、世界市場を見据えたマーケティングやビジネスに関する考え方や知見について理解を深め、今後のTHE SEVENならびに当社グループのコンテンツビジネス強化に繋げていきます。
今後のプロジェクトに、ぜひご期待ください。
コメント
瀬戸口 克陽(株式会社THE SEVEN 代表取締役社長 /THE SEVEN US CEO)
「レジェンダリーという世界最高峰のパートナーを迎え、前例のない画期的な取り組みに挑戦できることを大変嬉しく思います。あわせて、ロサンゼルスのTHE SEVEN USが北米拠点として自立した意思決定を行い、THE SEVENと密接に連動する体制を整えたことで、プロジェクトの推進力は飛躍的に向上しました。我々がこれまで培ってきた“Cultural Translator“としての強みを存分に発揮し、東京とLA二つの拠点を軸に、世界中の観客を熱狂させる日本発のコンテンツをかつてないスピードとスケールで生み出してまいります。」
森井 輝(株式会社THE SEVEN 取締役副社長 CCO)
「私たちは常に『日本から世界中の観客を驚かせる作品を創り出す』ことを目的に掲げてきました。今回の提携により、企画からレジェンダリーのプロデューサー陣と肩を並べ、互いの強みを融合させた作品づくりを行うことが可能になりました。ハリウッドの最前線にあるTHE SEVEN USを拠点に、日本のクリエイター達が持つ繊細で豊かな表現力を世界標準のエンターテインメントへと昇華させていきます。今その準備が整い、広がる可能性に大きな希望を感じています。」